和楽器バンドの「地球最後の告白を」は、スピード感のあるメロディーと非常に高いキーが特徴の作品です。
しかしながら、歌ってみるとリズミカルなAメロや高い音程のサビがクセになり、何度も挑戦したくなる作品でもあります。
今回は、和楽器バンド「地球最後の告白を」の音程や難易度から精密採点Aiで歌うポイントを考察します。
和楽器バンド/地球最後の告白をってどんな曲？
| アーティスト名 | 和楽器バンド |
| 発売年 | 2020年 |
| オリコン順位（最高/登場回数） | 4位/26週 |
| 収録アルバム | 軌跡 BEST COLLECTION II |
| タイアップ | 無し |
「地球最後の告白を」は、2020年にリリースされた和楽器バンドのベストアルバム『軌跡 BEST COLLECTION II』に収録された作品です。
同作品は、和楽器バンドがボカロP kumeによるボカロオリジナル曲をカバーした作品であり、音域・テンポともに難しい曲と言えます。
しかしながら、以下の動画のように、ボーカルの鈴華ゆう子さんが見事に歌いあげており、和楽器バンドの実力の高さがわかります。
音域や構成から「地球最後の告白を」の難易度を調査！
上図から、和楽器バンド「地球最後の告白を」の音域がmidE～hiF#だとわかります。
そのため、「地球最後の告白を」は女声の平均声域から3.5音高く（かつ、最低音から2音低く）、男声の平均声域から1オクターブ弱高いという広大な音域が特徴です。
本項では、和楽器バンド「地球最後の告白を」の音域や構成からカラオケでの難易度を調査します。
「地球最後の告白を」の構成は？
| 番数 | 構成 |
|---|---|
| イントロ | 無し |
| エピローグ | サビ①（スロー） |
| 間奏 | 有り |
| 1番 | Aメロ×2/Bメロ/サビ①/サビ② |
| 間奏 | 有り |
| 2番 | Aメロ/Bメロ/サビ①/サビ② |
| 間奏 | 有り |
| 3番 | Bメロ/Bメロ（転調）/サビ①（転調）/サビ②（転調） |
| アウトロ | 有り |
「地球最後の告白を」は、スローテンポのサビから始まり、Aメロ・Bメロ・サビと続く構成です。
その中で、Bメロの後半からサビ①・②にかけて非常に高いキーが続きます。特に、3番ではBメロとサビが転調し、最高音（hiF#）が5回登場するので、直前の間奏時に息を整えておくことが重要です。
「地球最後の告白を」の難易度を調査！
| 項目 | 詳細 | 難易度 |
|---|---|---|
| 音域 | mid1E～hiF# | 女声：★★★★★ 男声：★★★★★ |
| 文字数比 | 2.19 | ★★★★☆ |
| ボーカリストの人数 | 1人（鈴華ゆう子） | ★☆☆☆☆ |
| 作詞作曲者 | kemu | ★★☆☆☆ |
| ★合計 | 標準を★12とする | 女声：★13 男声：★13 |
「地球最後の告白を」は、音域および文字数比ともに高水準の作品です。特に、音域は2オクターブを超えており、男女ともに平均声域を逸脱しています。
一方、同作品は和楽器バンドによる作詞作曲ではないので、難易度評価がやや低くなります。そのため、総合評価は男女ともに★13です。
しかしながら、ボカロPによる制作なこともあり、楽曲自体の難易度（音程やテンポ）が高い点が特徴と言えるでしょう。
精密採点Aiの総合点数を考察
上のレーダーチャートは、和楽器バンド「地球最後の告白を」の得点記録です。
本項では、上記の得点記録に基づいて精密採点Aiにおいて93点を取るために必要な要素を考察します。
精密採点Aiにおける93点の目安は、以下の記事に詳しく記載されているのであわせてどうぞ！
「地球最後の告白を」を93点の目安に基づいて考察
| 「地球最後の告白を」の点数 | 93点の目安 | ||
| チャート合計平均 | 431 | 432点 | |
| 音程 | 83 | 86点以上 | |
| 安定性 | 88 | – | |
| 表現力 | 75 | – | |
| ビブラート＆ロングトーン | 86 | 91点以上 | |
| リズム | 99 | 97点以上 | |
今回、「地球最後の告白を」のチャート合計点数は431点です。上記より、93点の目安に1点届かない結果です。
しかしながら、音程が目安に届いていないので、92点台の半ばに留まったと考えられます。
採点結果に基づいて「地球最後の告白を」の弱点を考察
前項を踏まえると、「地球最後の告白を」の弱点は、音程およびビブラート＆ロングトーンだとわかります。
- 【音程】83点
「地球最後の告白を」は、冒頭（サビ①）の音程を保ちつつ、他のパートと比較してキーの低いAメロで音程正答率を上げる点がポイントです。
また、後半になるほどキーが高くなるので、間奏時に呼吸を整えて、勢いで歌い切るイメージが良いかもしれません。
- 【ビブラート＆ロングトーン】86点
「地球最後の告白を」は、各パートごとにそれぞれ長い音程バーが登場します。
しかしながら、サビの長い音程バーは非常にキーが高いので、AメロおよびBメロでビブラート＆ロングトーン（特にロングトーン）を入れておく必要があると考えられます。
採点項目の詳細は下の記事に詳しく記載されていますので、あわせてどうぞ！
【精密採点Ai】和楽器バンド/地球最後の告白を の音域や難易度を調査！まとめ
今回は、和楽器バンド「地球最後の告白を」の音域や難易度から精密採点Aiで歌うポイントを考察しました。
「地球最後の告白を」は、広大な音域を持つ作品です。そのため、各番ごとにある間奏で呼吸を整え、勢いで歌い切るイメージが良いと考えられます。
一方、歌ってみるとリズミカルなAメロと非常に高いサビがクセになる作品でもあります。
本記事を参考に、和楽器バンド「地球最後の告白を」に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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